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KVMとHyper-V

Published on 2012年6月26日, by in 開発全般.

こんにちは、火曜日担当の倉垣です。
先日、給与明細をもらいました。
6月から住民税が増額していますね。
独身なので3月末に廃止された子ども手当はもらえてません。
独身税ですね。がっかりです。
 
KVMとHyper-V
 
最近では、業務でHyper-VやKVM、VM ware等を使ってサーバーの仮想化を進めている方も多いと思います。
弊社でもいくつかの仮想環境を構築していますが、KVMとHyper-Vをよく利用しています。
そこで今回は、Hyper-VとKVMを使ってみて気づいた点を挙げてみたいと思います。
 
統合環境
 
KVMもHyper-Vも、ゲストOSが効率的にホストOSのハードウェアを活用できるために、一般的に統合環境と呼ばれるプログラム群を用意してくれています。
これを用意することで、ホストOSからシャットダウン処理を実行できたり、ホストOSと時間を同期できたり、ハードディスクの転送速度を上げたりすることが可能となります。
ただし、KVMの統合環境は特定のLinuxでしか動作せず、Hyper-Vの統合環境もWindowsでしか動作しません。
パフォーマンスを求める場合には注意が必要です。
 
動的メモリ割当
 
どちらの環境でも動的なメモリ割当は可能ですが、それぞれ特定のOSにしか対応できていません。
KVMはLinuxだけ、Hyper-VはWindowsだけです。
効率的なメモリの活用を考えている場合は、ゲストOSの種類によって仮想環境のプラットフォームを選択する必要があります。
 
デバイスドライバ
 
当然ながら、デバイスドライバの種類の多さはWindowsに軍配が上がります。
最新のハードウェアや、サーバーメーカーの保証対象外の機材を利用する場合でも、Windowsであれば動作する可能性が高いですが、Linuxではデバイスドライバが用意されていない場合があります。
KVMもHyper-VもOSのデバイスドライバを活用するため、どのハードウェアを利用できるかはOSのデバイスドライバの対応次第となります。
弊社の環境でも、CentOSをインストールした際に、特定のRAIDカードに対応できなかったことがあります。
ちなみにVMwareですと、OSのデバイスドライバとは別にVMware専用のデバイスドライバが必要となりますので、利用できるハードウェアの選択肢はさらに狭まります。
 
管理コンソール
 
Hyper-Vの管理コンソールは非常に使いやすくできています。仮想マシンの作成、仮想ディスクの作成、仮想マシンの構成変更及びスナップショットの作成等、様々な機能を簡単に扱うことができます。
一方、KVMの管理コンソールはまだまだ使い難い部分が多くあります。私はCentOS標準のツールを使ってみたのですが、機能が少なかったり不安定だったりしました。
ただし、フリーで多機能なものがいろいろと用意されているので、十分なスキルと時間がある方は是非チャレンジしてみていただきたいと思います。
 
どちらの環境を使うべきか?
 
当たり前ですが、KVMはLinux上だけで実行でき、Hyper-VはWindows上だけで実行できます。
どちらの環境でも、ゲストOSとしてはLinuxもWindowsも動作可能です。
どちらの仮想環境を利用すべきかは、運用体制やゲストOSの種類によって決めるべきです。
Windowsに詳しいエンジニアがいないのであればHyper-Vを選択すべきではありませんし、Linuxに詳しいエンジニアがいないのであればKVMを使うべきではありません。
ゲストOSにLinuxが多いのであればKVMがいいですし、Windowsが多いのであればHyper-Vがいいでしょう。
Windowsですと初期導入コストが問題となりKVMを選択する場面も多いかと思いますが、KVM本体やその管理ツールのインストール作業に時間がかかったり、運用作業に手間取ったりすれば、その工数だけでOSの価格差分くらいはすぐに埋まってしまいます。それに、Windows Server 2008 R2のDatacenter editionであれば仮想OSは入れ放題となります。
 
どの仮想環境を構築すべきかは、案件によって様々な要因を考慮した上で決めるべきですが、簡単なセットアップやわかりやすい操作を求めるのであれば、Hyper-VやVM wareをおすすめします。また、ある程度スキルを持ったエンジニアが常駐できて、Linuxを仮想化したい場合はKVMをおすすめします。
 
 
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