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Tag Archives: BI

SSIS

Posted on 2013年3月25日 by さかたに

こんにちは。
金曜担当サカタニです。

前回ビジネスインテリジェンス(BI)について紹介させていただきました。
SSRS、SSAS以外にもSQL ServerのBIソリューションには様々なサービスがあるため、
今回はその中でもSSISについて紹介させていただきます。

SSIS(SQL Server Integration Services)は
端的に言えばデータインポートツールですが…。

特徴としては開発ツールが「BI Development Studio」であること!
「Visual Studio」と同様のユーザーインターフェイスで
ドラッグ&ドロップを中心に開発できるだけでなく、
Visual Studioと同様にプロジェクトの管理やデバッグなどができます。

また開発のサポートとしてインポート/エクスポートウィザードが準備されているため、
単純な抽出・変換・ロードといった処理はすばやく作成できます。

他にはエラー発生からの回復のためにチェックポイントが作成できること、
イベントハンドラが利用できることで処理状況をより管理しやすくなる利点があります。

データを準備するためのツールなので、
直接BIにつながるものではありませんが、
データを管理するにあたって、
BIに必要不可欠なサービスを言えるでしょう。

以上、今週はこの辺で失礼します。

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SQL Server 2012 – レポート

Posted on 2012年6月19日 by 倉垣

こんにちは
火曜日担当の倉垣です。
台風が近づいていますね。
昨年の台風の際にコンビニで傘を購入したのですが、外に出て開いた直後に裏返り完全に破壊されたことがあります。
購入して10秒後の出来事でした。大人なのに涙がでました。
皆さんは十分に気を付けてください。
 
レポート機能
 
さて今回は、Sql Server BIのレポート機能を紹介します。
BIのレポートはファイルを直接開く参照方法と、webサーバー上に公開する方法の2つがあります。
 
レポートファイルの参照
 
SQL Server BI では、ExcelやReport Builderで作成したレポートファイル直接参照することができます。
Excelを利用すると、データキューブを活用した様々な分析を手軽に行うことができます。
ドリルダウンやダイスといった便利な分析手法が、使いなれたExcel上で利用できます。
もちろん、グラフの作成も従来のExcelでの作成方法とほぼ同じです。
 
一方、Report Builderを利用すると、Excelほど分析手法に柔軟性はありませんが、見た目がきれいなレポートを作成することができます。
どうしてもExcelで作成したレポートだと開発者にはわかりやすいかもしれませんが、開発者以外の方はひと目でわかりにくい場合が多いと思います。
Report Builderを活用すれば、レポートを簡単に見やすいレイアウトで作成することができます。
さらに、Report BuilderではPDFやWord形式といった他のファイル形式への変換もできます。
特定のファイル形式でのレポート配布が望まれている場合に便利ですし、PDF形式にすることで改ざん防止にもなります。
 
上記のExcel形式やReport Builder形式等のレポートは、共有ディレクトリ上に格納したり、メールに添付する等して、関係者間で共有することになります。
 
ブラウザからの参照
 
SQL Server BIでは、Reporting Service(SSRS)と呼ばれる機能が用意されており、Webサーバーからレポートを配布できます。(図1.SSRS)
これを利用することで、WebサーバーとWebブラウザを利用して簡単にレポートの共有が可能となります。
もちろん、セキュリティ面も考慮されており、レポート毎もしくはレポートを格納するフォルダー毎にセキュリティ設定を行うことができます。
SSRSに格納したレポートファイルは、開く度に更新できるのでいつでも最新のレポートを参照することができます。
SSRSを活用したレポート配布の利点は、閲覧にWebブラウザが使える点と、サーバー上で動作しているために最新の情報を簡単に取得することができる点です。
 

図1.SSRS
 
・詳細かつ自由な分析のできるExcel
・見た目がきれいでわかりやすいレポートを作成できるReport Builder
・そして、レポートをWebサーバーで配布できるSSRS
 
これらの機能を利用して、社員間の情報共有を一歩進めてみてはいかがでしょうか?
 
 
i.e.seaではITインフラ構築に関するご相談を承っております。
ITインフラのコスト削減、仮想化及びクラウドへの移行等に興味はありませんか?
お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。

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SQL Server 2012 BI – Report Builder

Posted on 2012年5月29日 by 倉垣

こんにちは
火曜日担当の倉垣です。
弊社では先週末に社員旅行に行ってきました。
夕食時には余興でチーム対抗のゲームを行いました。
ちなみ私は”独身チーム”で1回戦負けです。
旅行から自宅に戻ると、暗く寒い部屋が迎えてくれました。
 
Report Builder
 
さて、今回はBIのレポート作成ツールついてお話ししたいと思います。
BIのレポート作成にあたって、一番初めに試してみていただきたいツールはExcelです。
Excelを利用するとBIのSSRSに簡単に接続しデータキューブ等のオブジェクトを参照することができます。
参照したオブジェクトからピボットテーブルを作成し、様々な角度からデータを分析することが可能です。
Excelは普段の業務で活用されている方も多く操作に慣れていることもあり、データーの分析ツールとしてはとても便利です。
 
しかし、Excelではきれいなレポートの作成が難しく、編集に時間もかかります。
データー分析の自由度が高い変わりにデザイン面に関してはあまり充実していないのです。
そこで、見栄えのいいレポートを簡単に素早く作成するツールとして、”Report Builder“が用意されています。
“Report Builder”はSQL Serverに同梱されていませんので、別途ダウンロードする必要があります。
Report Builderによるレポートの作成は次のような流れで行います。
 
1.データソースの追加
まず、分析対象となるデーターの取得元を追加します。
SSRSのデータキューブから選択することが多いと思いますが、RDBMSやXMLファイルから取得することも可能です。
 
2.データセットの追加
次にデーターセットを追加します。
これはグラフ作成に利用する項目をデータソースで追加したデータソースから選択する機能です。
図1のように全ての項目を追加せずに必要な項目だけ追加しておくと、レポート作成時に見やすくなります。
 
グラフフィールド
図1.データセットの追加
 
3.グラフ及び表の挿入
挿入タブからグラフウィザードを利用してグラフを挿入します。
図2のように、データセットから追加した項目を利用してグラスを作成します。
表を挿入したい場合は、グラフの挿入の代わりにテーブルかマトリックスの挿入を選択します。
なお、データーとマトリックスは内部的には同じオブジェクトとなっているそうで、異なる部分は作成ウィザードの部分だけです。
 
実行前レポート
図2.グラフ及び表の挿入
 
4.レポートの作成
表やグラフを挿入した直後の画面は、それぞれのオブジェクトが埋め込まれている様子はわかりますが実際の表示イメージが出力されていません。
そこで、図3のように実行ボタンを押下してレポートイメージを作成します。
さらに、図4のように実行ボタン押下後のレポートイメージ画面からエクスポートを行うことができ、レポートの内容をexcelやword形式のドキュメントに変換することが可能です。
 
実行後レポート
図3.レポートの作成
 
エクスポートしたレポート
図4.レポートのエクスポート
 
みなさんも”Report Builder”を活用し、簡単な操作で見やすくわかりやすいレポートを作成されてみてはいかがでしょうか?
 
 
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SQL Server 2012 BI DWHのデーター構成

Posted on 2012年5月22日 by 倉垣

こんにちは
火曜日担当の倉垣です。
月曜日は金環日食がありましたね。
皆さんはご覧になったでしょうか?
私は見ていません。
 
DWHの構造
 
さて、今回はDWHのデーター構成についてお話ししたいと思います。
 
普段扱っているDBといえばRDBMSで、多くの場合データーを正規化して業務に活用します。
しかし、DWHでは考え方が異なり、わざと正規化しない場面も多々あります。
 
DWHで求められることは多くの場合、「大量のデーターを短時間で分析すること」ですので、それに合わせた構造となっているのです。
この正規化しないデータベースはスタースキーマと呼ばれる構造で構築されます。
スタースキーマは、下記の図1のように一つの実績情報テーブルに星のように分析の視点となるテーブルが紐づいているものです。
 
例えば、売上データを格納した実績情報テーブルには、日付や店舗、商品等が格納されたテーブルが紐づくことになります。
紐づくテーブルは複数でも、1つでもかまいません。テーブルやデーター間の関係は後で定義できます。
例えば日付テーブルは年、月、週及び日といったデータを1つのテーブルに持たせることが多いと思いますが、図1のように年、月、週、日毎に別々のテーブルとして用意しておくことも可能です。
 
スタースキーマ
図1 スタースキーマの例
 
データキューブ
 
スタースキーマによるテーブル間の紐づけやデータそのもの等をまとめたオブジェクトがMS SQL Server ではデータキューブと呼ばれるものになり、これを活用することで検索が早くなります。
また、データキューブは分析する視点毎に階層化できますので、ドリルダウン及びドリルアップといった分析手法にも簡単に対応できます。
 
ただし、結合等の複雑な処理には向いていません。
ちなみに分析の対象となる列のことをメジャー、分析の軸となる列のことをディメンションと呼びます。
販売個数や売上額等がメジャー、日付や商品等の分析の軸となるものがディメンションです。上記の図1ですと、中心の大きな箱がメジャーとなり、回りの小さな箱がディメンションです。
 
しかし、データキューブは単純な集計は得意なのですが、テーブルの結合等は苦手とします。
データーキューブの作成時に簡単な処理結果を格納できる計算列の追加はできますが、テーブルの結合はできません。
テーブルを結合させたり、新たな列を追加したり、テキストファイルからデーターを取り込んだりしたい場合にはデータキューブ作成前にソースデーターを加工する必要があります。
ソースデーターの加工にはSSIS(SQL Server Integration Services)を利用します。SSISで様々なデーターソースから取り込んだデーターを変換して格納できるようになります。
データキューブを活用することで集計値を多次元で分析できるBIシステムを短時間で構築することができます。
 
みなさんの会社でも、大量に存在するデーターを無駄にせず、自社の成長に活用できるようにBIシステムを構築してみてはいかがでしょうか?
 
 
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SQL Server 2012 BI

Posted on 2012年5月15日 by 倉垣

こんにちは、火曜日担当の倉垣です。
先週、スマートフォンEXPOが開催され、盛況のうちに閉幕しました。
弊社も出展させていただいたのですが、たくさんの方に来ていただき大変ありがたかったです。
 
SQL Server 2012 BI
 
3回ほど前のBlogでSQL Server 2012の話を掲載させていただきました。
ところで、SQL Serverは単にRDBMSとしての機能以外に、BI機能が標準で実装されています。
SQL Serverを購入するとBI機能がGUIによる豊富な管理機能と共にすぐに活用できるのです。
そこで、今回は SQL Server 2012のBIの一部をご紹介したいと思います。
 
データキューブ作成の概要
 
BI構築で一番重要な部分はやはり設計です。
どんな情報を見たいのか?そしてそのためにどのようなデーターが必要となるのか?この部分をしっかりと考えていないと、多くの工数をかけて誰にも必要とされないシステムを構築してしまいます。
とはいえ、設計の前にシステム的にはどのような流れで構築するのか興味があると思います。
そこで今回は、SQL Server 2012 のBI機能の中でも特にデーターキューブの作成についてご紹介します。
大雑把にBIの構築は、下記のような流れで進みます。
 

1. データソースの作成 – 分析対象となるデーターの取得元を設定します。
2. データソースビューの作成 – データーの取得元から分析に必要とするデーターを選択します。
3. キューブの作成 – 多次元分析のためのデーターの塊を設定します。
4. ディメンションの作成 – 分析の視点を設定します。
5. データベースの処理 – 設定した内容からデーターキューブやディメンションといったオブジェクトを作成します。

 
上記の作業で構築したデータキューブは”Analysis Service”と呼ばれるサービス上で提供されます。
ちなみに”Analysis Service”を構築するための作業は全てVisual Studio上で行います。
 
1. データソースの作成
分析対象となるデーターをどこから持ってくるのかを設定します。
分析対象となるデーターはSQL Server上のデータベースはもちろん、Oracle等の他社製品からも持ってこれますし、ファイルからも取り込めます。
定期的にデーターを取り込みたい場合や取り込む前にデーターを加工したい場合には、”Integration Service”を使います。SQL Server 2012からは、”Integration Service”もVisual Studio上で作業を行います。
 
2. データソースビューの作成
データーの取得元から分析に必要とするデーターを選択します。
 
3. キューブの作成
多次元分析のためのデーターの塊を設定します。
分析の視点を切り替えて、様々な確度からデーターを分析するために使用します。
キューブを作成することでデーター分析の視点を切り替えることが簡単にできるようになります。
また、あらかじめこのデーターキューブを作成しておくことによって、分析時の検索パフォーマンスが向上します。
 
4. ディメンションの作成
分析の視点を設定します。
データーキューブそれ自体はデーターの塊なので、それだけでは何もわかりません。
日付別、商品別及び店舗別等のデーターを分析するための視点をここで設定します。
ここで設定した視点でデーターキューブを分析することになります。
 
5. データベースの処理
設定した内容からデーターキューブやディメンションといったオブジェクトを作成します。
単に、設定しただけではデーターキューブやディメンションといったオブジェクトは作成されません。
データベースの処理を行って、はじめて分析を実行できるようになります。
 
 
今回はここまでです。
とりあえずこれでVisual Studio上でデータキューブの中身を確認できるようになります。
データキューブを活用すれば、簡単に様々な角度から情報を分析できるようになります。
Excel等のクライアントアプリケーションによるデータキューブへのアクセス方法については次回以降にご紹介したいと思います。
 
 
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