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2018年12月20日(木)~12月23日(日)開催された「軽井沢国際カーリング選手権大会2018 」にて、観戦をさらに楽しんで頂ける取り組みとして、最新IT技術などを用いたシステムを出展させて頂きました。
2017年の大会に引き続き、2018年も弊社が作成したKICCアプリを多くの観戦者の皆様にご利用頂きました。
2017年の大会では、リンク内に360度カメラを設置し試合のLIVE映像を配信致しましたが、2018年の大会は、実況音声をLIVE配信致しました。
2018年度版の「KICC 2018」アプリでは、2017年度に配信した360度映像をアーカイブとしてご覧頂けます。
「VRカーリング」は専用のゴーグルを装着し、カーリングの擬似体験ができるVRアプリです。
今大会では、VRをもっと手軽に体験してもらえるように軽量、小型なVRヘッドセット「Oculus Go」を使用し、小さなお子様でも、簡単にボタン1つで操作できるように当初のVRカーリングに改良を加えました。
当日は、小さなお子様からご年配の方まで、幅広い年齢層のお客様にVRを楽しんで頂くことができ、ブースを担当した弊社社員一同共に楽しむことができました。
今回は、新たに選手のサポートツールとしてカーリングストーンの位置を可視化するシステムを開発しました。
当システムは、AIで自動的にストーンの位置を認識し、どのようにストーンが滑ったのかを可視化します。
ストーンの軌跡をiPhoneでリアルタイムに解析し、その解析データをiPad上で可視化することができます。
iPhoneからiPadへ解析データを送信する際は、端末間のローカル通信を行っている為、Wi-Fi環境の無い状況でも、データをやり取りすることができます。
当システムを選手に見て頂いたところ、「今直ぐにでも、商品化してください!!」と言った嬉しいお言葉を頂けました。
今後は、更にストーン認識精度をより向上させて選手のサポートツールとして使って頂けるように取り組んでまいります。
Amazon Echo Showを使ったスマートディスプレイの展示を致しました。
ディスプレイに向かって、「試合結果を教えて!」と尋ねると、ディスプレイが当日の試合結果を回答します。
また、分からないカーリング用語の解説や、大会に出場している選手の紹介など、来場者に対して各種ご案内ができるスマートディスプレイアプリです。
自分でタオルや帽子、バッグなどのデザインができるwebアプリを展示致しました。
当アプリでは、好きなベースの素材(タオル、帽子、バッグなど)を選び、選手のネームロゴやアイコンなど各種素材をベースの上に付与したり、各素材やベースの色を変更したりすることができます。
また、作成したデザインは、スクリーンショットして保存することができます。
こちらは、観客の皆様へ展示したシステムではございませんが、アイエンターの取り組みとしてご紹介させて頂きます。
大会関係者の皆様のご協力のもと、客席にカメラを設置させて頂き、取り込んだ写真から、人数や年齢層をAIで分析するシステムの検証実験行いました。
当実験で、システムとしての精度や実用化へ向けての課題など再確認することができました。
今後、さらにシステムをブラッシュアップしていく予定です。
昨年の大会に引き続き、2018年も軽井沢国際カーリングに出展できたことを嬉しく思っております。
ご来場者の皆様、弊社ブースへお越し頂き、ありがとうございました。
大会関係者の皆様、昨年に引き続き、様々なご協力を頂き、ありがとうございました。
今後も、最新技術やアイエンターのITスキルを、もっとカーリングを盛り上げる活動に役立てていきたいと考えております。
【本件に関するお問い合わせ先】
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