
Umios株式会社

Umios株式会社
アイエンターは、Umios株式会社(以下、Umios)が全国の漁場で活用する給餌管理アプリについて、2024年に前ベンダーからシステムを引き継ぎ、2025年から改修と機能追加、保守を継続的に支援しています。
給餌管理アプリは、日々の養殖業務を一元的に管理するためのシステムです。漁場やイケスの状況、水温や溶存酸素の観測、仕込みや出荷などの在庫管理、給餌量や積込記録、魚体測定や成長計画の管理など、現場で必要となる多様な業務をデジタル化し、記録と管理を効率化します。
2020年に他社ベンダーによるアプリ開発が始まり、数年間の試験導入を経て、セキュリティ要件の強化に伴い2023年にAWS環境へ移行されました。2024年度からは本格的に全漁場での運用が始まり、安定した開発体制と継続的な改善が求められる状況になりました。
一方で、前ベンダーの体制は複数回の変更が続き、システムの維持管理や改善が計画的に進みにくい課題が生じていました。こうした背景から、新たな開発パートナーの選定が行われ、マリンテック領域での知見と実績をご評価いただき、アイエンターがシステム引き継ぎと改善対応を担当することになりました。

全漁場での運用フェーズでは、大きな仕様追加よりも、日々の業務で生じる課題を確実に解消し、安定してアプリを利用できる状態を保つことが重要になります。アイエンターは引き継ぎ後、既存機能における動作負荷や処理のばらつきなど、現場で負担となりやすいポイントの改善に優先して取り組みました。
また、障害調査や軽微な改修、追加要望への対応などを継続できる体制を整え、影響範囲を丁寧に把握したうえで段階的に品質を向上させています。こうした取り組みにより、全漁場で安心して利用できるシステム運用と、現場のニーズに合わせた改善サイクルの両立を進めています。
アイエンターは、養殖業のデジタル化を支援するマリンテック事業「i-ocean」を展開しています。IoTによる水質監視、魚体サイズの非接触測定、業務アプリによる記録と可視化など、養殖現場の課題に合わせたソリューションを幅広く提供してきました。
こうした取り組みを通じて培った現場理解と技術力が本案件でも評価され、システムの継続的な改善や保守を担うパートナーとして選定いただく背景につながっています。
